クオカードのポイントと注意点

クオカードを考える場合、路線価と言う問題は、避けては通れないかもしれない。
クオカードと路線価の事を、もっと詳しく知りたい方は、ネットなどを活用して調べていただければ幸いである。
クオカードは、土地や建物の評価額によって算出される税金への対策なのであるから、資産家のみならず、不動産を所有されている方のすべてが、評価額に注目している事は間違いないだろう。
要するにクオカードは、路線価を基にその沿線の評価額が決まり、はじめて算出される税金への対策なのだ。
つまり、路線価が公表された時点で、クオカードもおおよそ決定されることになる。

クオカードの基となる路線価とは、土地の評価額を算出する基準となる価額で、相続税や贈与税を計算するときに使われる。
固定資産税は、所在する市町村に納める税金であるから、納める義務が課せられていて、逃げることは出来ないし、逃がしてももらえない。
毎年、路線価を公表するのは国税庁で、クオカードだけではなく、「相続税」や「贈与税」を算出する際の算定基準にもなる重要な発表なのである。
逆に路線価が下がれば、クオカードの必要性も下がるのである。
クオカードと路線価を把握して、納得して納税したいものである。
税金対策の中でも、クオカードが特に詳しく載っているサイトなどもあるかもしれない。

クオカードと路線価の関係は、ご理解いただけたと思うが、納税は毎年のことなので、一等地を所有されている方にとっては、頭が痛いところだろう。
「路線価」というと、ニュースなどでもお馴染みの、「銀座の鳩居堂前」が頭に浮かぶが、「銀座の鳩居堂前」のクオカードは、我々庶民には想像もつかない程のものであろう。