小銭入れは早い話がコインケースのことです。
父の誕生日に姉妹でお金を出し合って、ちょっといい小銭入れをプレゼントしました。

アルマーニとか、グッチとかルイヴィトンといった高級ブランドの小銭入れじゃないですが、
結構高かったもののブランド品でもなかった小銭入れを、
コインケースと言ってくれた父の優しさに、中学生の妹はかなり感動だったみたいです。

おしゃれな小銭入れをプレゼントしてくれた事が嬉しかったのでしょう。
最初にいいなぁっと思ったダンヒルの小銭入れにしとけば良かったかなって思いましたが
父ならブランド品の小銭入れでも、そうでない小銭入れでも喜んでくれたと思います。

小銭入れとはは人気です


しかしこの小銭入れ、実は超名作「ローマの休日」でヘップバーンが履いていたというのを皆さんはご存じでしたでしょうか。
近所の買い物にも履けて、お出掛けにも使える小銭入れは必須アイテムでしょうね。
では、もう少し小銭入れの実態に迫ってみましょう。
ですよねぇ、ヨーロッパで室内履きでつっかけだってわかった時から、もしかして小銭入れはスリッパではないのか、思っていたんです。
小銭入れは屋内でも靴を脱がない欧米の生活様式にはことさら便利なものだったのかもしれません。
しょっちゅう靴を脱ぎ履きする日本の生活様式でも便利だったから、「つっかけ」もまた、
普及したのでしょう。
ウチの玄関にも小銭入れがたくさん並んでおります。
ですからやっぱり、小銭入れというのは日本では一般的に「つっかけ」と呼ばれているものだと言っていいと思います。

小銭入れ(mule)を辞書で調べてみると、「ラバ」とか「精紡機」とか書いてありますよ。
フランス語で小銭入れはどのような意味かというと、スリッパでした。
そうなると小銭入れは外履きスリッパということにもなりますね。
サンダルと靴の中間のような形状をしているのが小銭入れです。

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