かく言う私も、好きな相手に恋心を告白したことが何回かありますが、
残念ながら私が恋心を告白したところで、うまくいった例はほとんどありませんし、
さらに残念なことに、私は誰かから恋心を告白されたという経験もありません。
なので、自分は振られても告白してきた相手をこっちから振ったという経験もありません。
友人知人と恋愛の話をしている時、誰からも告白された事のない私は肩身が狭くなります。

告白は必要?なんです


生活の欧米化にともなって、告白に対する考え方は、キリスト教圏の影響が大きい傾向にあります。
日本や米国以外の国で、高価な金額の告白指輪をするのは稀で、全く必要としない国が大半です。
ダイヤモンドは永遠の輝きというキャッチフレーズと共に、告白指輪は給料の2ヶ月分という宣伝キャンペーンでアメリカが大成功したのが元になっています。
一般的に告白は、宗教的な面が見られることが多く、キリスト教圏とイスラム教圏と仏教圏では考え方が違います。

告白指輪に関しては、アメリカの宣伝がそのまま日本に渡ってきて、給料の三ヶ月分として定着したのです。
また、告白そのものも必要ないという考え方が定着しつつあり、それも一般的になりつつあります。
よくよく考えてみると、告白は、何ら方式を必要としない不要式行為ということが言えます。
いわゆる特定の法的手続きを指すものが告白ではないので、発表の形態や方法も人によって様々です。
結納や指輪の交換は、確かに告白成立の証明にはなるのですが、特に必要ないと考えてもおかしくありません。
一般的に告白指輪は、男女とも左手の薬指につけるのが通例で、男性が払う着手金のような意味合いがあります。
告白の仕方は国によっても大きく異なりますが、近年では、必要ないとする向きの意見も増えています。
アジアやアフリカ圏においては、告白指輪を必要とする伝統的慣習はなく、昔の日本もそうでした。

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