日本動物看護師協会の経験談です
実際、現地でトラブルに巻き込まれ、志し半ばで断念せざるを得なかった人も少なくないようですからね。
動物看護師に行くと決めたら、事前に十分過ぎる位の情報収集をしておく必要は否めないでしょう。
そう言えば以前、海外から動物看護師で日本に来た若者たちが、先輩に聞いた東京のとある事務所を訪ねたところ、中はすっかりもぬけの殻。
そして、常にその最新の情報を提供してくれているのが一般社団法人日本動物看護師協会。
もし本気で動物看護師を実行使用と思われるなら、必ず一度は相談された方がいい団体でしょう。
でも、もう大丈夫、今はその意志と業務を引き継いだ一般社団法人日本動物看護師協会というのが新たに稼働しています。
動物看護師で海外渡航するには、提携国の大使館で、専用のビザを発行してもらう必要があります。
現在、日本と動物看護師協定を結んでいる国は、オセアニアが2ヶ国、ヨーロッパが5ヶ国、北アメリカが1ヶ国、それにアジアが3ヶ国の合計11ヶ国。
その内訳は、オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・ドイツ・フランス・アイルランド・デンマーク・カナダ・韓国・台湾・香港です。
オーストラリアやニュージーランド、それにカナダは最も人気の高い動物看護師先ですが、必ずしも全ての人がビザを発行してもらえるとは限っていません。
これは日本から海外へ行ったのとは全く逆の例ですが、どうしていいのか、忽ち困ってしまったという話を聞いた事もあります。
それに、動物看護師期間中には、4ヶ月間現地の語学学校で修学する事も認められています。動物看護師で一年間の海外旅行に行く事はとても素晴らしい事ですが、やはり安易な気持ちで実行出来るものではありません。
なので、その頃に日本へ来られたワーホリの若者たちは、随分困ったのではないかと思います。
動物看護師は留学とは違い、現地の生活は全て自分の裁量と資金力で賄わなければなりません。
まあね、言葉の壁は向こうへ行けば何とかなるという人も多いでしょう。
故に、日本動物看護師協会の担う役割は大きく、なくてはならない存在だったのでしょう。
後、当協会が破綻してほどない頃に、元職員が救済措置として立ち上げた日本動物看護師ネットワークというのもあって、こちらも知っておくと何かと便利でしょう。
再起してくれて本当によかったなぁっと個人的にも思いますね。
また、現地にも、同様に何かと頼れる協会や施設は存在しますから、それをバッチリ把握して旅立つのがポイント。
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