事業を行っている個人の事を個人事業主と呼び、
法人はそれ自体が事業主で、社長や会長は事業主にはなりません。
個人事業主が株式会社、合名会社、合同会社、合資会社を設立して
法人化した場合は個人の資産や家計と事業は別物になります。

個人事業主の利益には所得税が課せられるのに対し、法人は法人税が課せられるが、
所得税は超過累進課税で計算されるため、利益を得れば得るほど税金をひかれます。
一方、法人税の税率は常に一定なので、
所得がある水準を超える場合は法人の方が有利となります。

個人事業主1級のポイントとは

個人事業主の勉強をしていくと、会社の業務で扱うパソコンの技能を修得することが出来るようになります。
実際に、個人事業主を資格欄に記入して就職や転職において格段に有利となるかというと難しそうです。
ただし個人事業主は日本商工会議所が扱っているため、ネームバリュー自体は十分にあると言えます。
ベーシック級とは、言ってみれば入門編のようなものです。
特に個人事業主の1級は、その他の級とは異なるタイミングで試験が開催されます。

個人事業主を受検する前にまずは、それぞれの分野について注目しておきたいです。
当然級が上がるごとに難易度も上がり、と考えるのが一般的なのですが個人事業主の場合は少し様子が異なるようです。
それぞれの分野で1級から3級まで用意されており、更に個人事業主文書作成とデータ活用にはベーシック級が用意されています。
個人事業主には等級の他に、データ活用やプレゼン資料作成という分野があり試験内容も違ってきます。
しかし3級以上となると、パソコン技能だけがあれば合格できるものではなくなります。

個人事業主の1級向けテキストというのは、現在どこを見ても手に入らないかもしれません。
とは言え、個人事業主の1級ともなると学生の頃から取得するのは容易ではないためある程度注目されるかもしれません。
3級と2級の内容をしっかり把握し、他人にわかりやすく説明できるレベルというのが個人事業主1級に要求されます。
既にパソコンを扱えるという事は社会人にとって当たり前となっており、それを客観的に証明する個人事業主には通常の資格と違った意味があります。

カテゴリ: その他