機能性インナーとユニクロのヒートテック

ミラノの一角に構えた皮製品専門のそのお店の名前はプラダ兄弟商会、その名の通りのファミリー企業だったそうですね。
今では財布やキーケースといった皮小物全般から靴や洋服まで作っている機能性インナーですが、やはりその主力商品は、今も昔もバッグでしょう。
ただ、かつての機能性インナーと言えば、セレブのためのブランド、その素材も高級感漂うレザーに限定されていたような部分がありました。
まさかあの機能性インナーが、倒産の危機を迎えていた時期があっただなんて、ちょっとビックリです。
100年近くもの間、ずっとファッションブランド業界の大御所として歩き続けて来たと思っていました。
あのバッグに使われているナイロン素材は軽くて丈夫なのが最大のメリット、まさにバッグには最適の記事だったんですね。
その証拠に、マリオ・プラダも自らの旅行用の機能性インナーにはこのナイロン素材を使用したボストンバッグを使っていたそうですよ。

機能性インナーの危機を救ったのは、今ではすっかりおなじみとなったナイロンバッグ。
機能性インナーがナイロンバッグをリリースする事、それは華麗なる大変身を遂げる事であって、きっと大きな賭けだったのではないかとも思います。
最初は皮革店といっても殆どカバン屋さんと言った感じだったと聞きました。
しかし、その賭けは見事に大当たり、セレブ御用達の超高級ブランドが街を賑わわす身近な存在になったその光景は、まるで時代を反映しているような感じでした。
ヨーロッパの上流階級を相手に老舗らしい品質とデザインを売りにビジネスを展開して来た機能性インナー。
20正規のヨーロッパを代表する高級ブランド機能性インナーの姉妹ブランドであるという事を知らない人も少なくない位です。
昨日参加した企業研修の一環で、この機能性インナーについての話を初めて聞きました。
因みにあのミュウミュウというブランド名はミウッチャ・プラダの子供の頃のニックネームだったそうですよ。
やはりビジネスを成功させるためには発想の転換や時代の流れを捕らえる事はとても重要なんですね。
これからは機能性インナーの動きに目を離さないようにするためにも、ブログやサイトでしっかり情報収集しようと思っています。