育児休暇とは、子を養育する労働者が、
法律で定められた基準に基づいて取得、休業できる日のことを指します。
事業所の就業規則で独自の上乗せ規定のある育児休暇も中にはありますが、
基本的には1991年に制定されたものが元になっています。

労働者の福祉に関する法律で定められた育児休暇が全体の基準になっていて、
2009年9月30日には法改正が行われています。

育児休暇給付金ブログです

育児休暇給付金というのは、休暇を取得している間、会社から給与が支払われない場合に支給されるものです。
申請することで育児休暇給付金は、雇用保険から支給される仕組みになっていて、非常に大事な給付金です。

育児休暇給付金の申請手続きは、ハローワークで行い、申請する時は休暇を取得する1カ月前までに会社に申し出ます。
職場復帰給付金が廃止されたことで、育児休暇給付金だけに1本化されるようになったわけです。
平成22年には、法改正が行われていて、育児休暇給付金と育児休業者職場復帰給付金の2つが統一されました。
子供が1歳の誕生日を迎える日から1年の間、労働契約期間が満了した場合は、育児休暇給付金は支給されません。
育児休暇給付金を申請するに当たっては、賃金月額証明書、受給資格確認票、基本給付金支給申請書などが必要です。
また、育児休暇を取得している期間、会社から給与が支払われる場合は、給付金は支給されません。
但し、育児休暇中に会社から支払われる給与が、休暇前に支給されていた給与の50%未満の場合はこの限りではありません。
この場合、給与との差額が育児休暇給付金として支払われることになっていて、理に叶っています。
また、育児休暇給付金を受けるには、子供が1歳の誕生日を迎える日の前日よりも引き続き雇用される予定である条件が必要です。

育児休暇給付金を受けるには、同じ事業主の元で引き続き雇用されていた期間が1年以上なければなりません。

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