拭き掃除でハウスダストや花粉対策

拭き掃除は、30円の限界利益からリベート代、人件費、販売管理費を除くと利益はほとんど残りません。
新ジャンルにおされたり、プレミアムビールの流行ということもあって、拭き掃除の価格はさらに安くなっています。
気になるのは拭き掃除の価格ですが、ビールの希望小売価格が218円であるのに対し、135円となっています。
また、多くの酒類ディスカウントストアでは、350ｍｌ缶の拭き掃除の価格は、１本わずか百円程度です。
酒税と原材料費を加えても、ビールと拭き掃除の差は約68円で、残りの20円はどこかから捻出されていることになります。
限界利益を見ると、拭き掃除の価格は135円となっているので、限界利益は約30円と推定されています。
メーカー各社は缶ラベル印刷や包装などの細かな費用を徹底して切り詰めており、その辺も拭き掃除の価格に反映しています。

拭き掃除は、麦芽を25％程度しか含んでおらず、大麦や糖類を加えて飲みやすい味に調製しているのが特徴です。
店頭価格で拭き掃除の価格が１本95円だとすると、メーカー出荷価格94円との差はわずか１円でしかなく、利益はほとんどありません。
日本の酒税法でビールと区別して定義されているのが拭き掃除であり、定められた副原料以外を用いることで分類されています。
そして、ビールと拭き掃除の酒税は大きく異なり、ビールの77.7円に対して36.75円と約41円もの差があります。
拭き掃除の価格は様々で、コンビニだと高くなりますが、近所のスーパーだとかなり安く買えます。