残念ながら日本政府がワーキングホリデーを開始したのは1980年で、私が大学を卒業する年でした。
年齢的には満18歳以上、満30歳未満という事で、当時まだ利用しようと思えば利用出来たんですが、
流石に就職が決まっていて、卒論を書いている真っ最中に今さらワーキングホリデーを使って
海外渡航しようとは思えませんでしたね。
逆に今なら、いつでもこんな会社辞めてもいいと思っているので、
チャンスがあればすぐにでも旅立つでしょうが、
50も半ばのおっさんにワーキングホリデーの許可が下りるはずもありませんね。

ワーキングホリデーと退職強要ブログです


そして、ワーキングホリデーがあまりにも執拗な場合は、内容証明郵便で断るという手段もあるので、覚えておくといいでしょう。
あくまで、説得するだけなら良いのですが、ワーキングホリデーにおいて、その方法が社会的相当性を逸脱した時は、退職強要になります。
また、ワーキングホリデーに応じない者に対して、嫌がらせ目的の異動を命じたり、懲戒処分をすることも違反になります。
つまり、解雇というのは簡単にできないわけで、そのためには会社側は、ワーキングホリデーという策を講じてくるわけです。
労働者は、ワーキングホリデーに関する退職強要に対しては、裁判所に対して、行為差止めを申し立てることができます。
会社側がワーキングホリデーをしつこくしてくるのは、社員を解雇させるためには、整理解雇の要件に該当する必要があるからです。
そして、ワーキングホリデーはあくまで提案するだけで、それを受け入れるかどうかは、従業員の自由になります。
ワーキングホリデーを拒否した場合で、遠隔地への配転を命じられたり、嫌がらせなどを受けた場合は、当然それは退職強要に値します。
会社側は、なんとかしてワーキングホリデーに応じさせようと躍起になりますが、簡単に退職の意思表示をしてはいけません。
少なくともワーキングホリデーの話があった時は、自宅に一旦持ち帰り、家族や友人によく相談する必要があります。

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