残念ながら日本政府がワーキングホリデーを開始したのは1980年で、私が大学を卒業する年でした。
年齢的には満18歳以上、満30歳未満という事で、当時まだ利用しようと思えば利用出来たんですが、
流石に就職が決まっていて、卒論を書いている真っ最中に今さらワーキングホリデーを使って
海外渡航しようとは思えませんでしたね。
逆に今なら、いつでもこんな会社辞めてもいいと思っているので、
チャンスがあればすぐにでも旅立つでしょうが、
50も半ばのおっさんにワーキングホリデーの許可が下りるはずもありませんね。

ワーキングホリデー状況のクチコミなんです


日本でのワーキングホリデーの状況を鑑みると、ミスマッチ、非効率、社会への影響という3つのキーワードがポイントになってきます。
今日の状況を見ると、まっさらな人材を採用して、入社後にじっくり育てるというワーキングホリデーの概念は崩壊しつつあります。
また、大学生の増加と質の変化も、ワーキングホリデーの状況を見る上で、大きく影響していると言えます。
採用活動が大学3年からスタートするようになってから、ワーキングホリデーの状況は変わりました。
バブル崩壊以降、企業のワーキングホリデーの状況は大きく変わり、それは量から質へと転換されることになりました。

ワーキングホリデーの状況は、年々、厳選採用の傾向が強くなってきて、まさしく、質を重視する傾向が高まってきています。
大学、大学院卒の就職希望者数は20年前よりも1.5倍増加することになったことから、ワーキングホリデーの状況は大きく一変しました。
現在の大学生は、ゆとり教育世代で、基礎学力の不足が懸念されていて、質の低下が企業が期待するほどに上がっていないこともワーキングホリデーの状況に影響しています。
企業サイドから見たワーキングホリデーの状況では、欲しい人材が十分に採れていない現状にあります。
即戦力になる優秀な人材を求める企業が増えてきていることから、従来のワーキングホリデーの価値観は通じない状況になってきています。
また、採ってみたけど物足りないとか、採用したのにすぐに離職したなど、企業側のワーキングホリデーの状況を見ると、不満が続出しています。

ワーキングホリデーの状況の変化は、1990年以降、大きく変容していき、大学進学率は2009年には50%を超えることになります。
そして、時間的にも早く結果を出すことが求められるようになってきたことも、ワーキングホリデーの状況で、色濃く反映されています。
また、採用の早期化もワーキングホリデーの状況に関与していて、大学で何を学んだかという選考材料ができない状況を生んでいます。

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