残念ながら日本政府がワーキングホリデーを開始したのは1980年で、私が大学を卒業する年でした。
年齢的には満18歳以上、満30歳未満という事で、当時まだ利用しようと思えば利用出来たんですが、
流石に就職が決まっていて、卒論を書いている真っ最中に今さらワーキングホリデーを使って
海外渡航しようとは思えませんでしたね。
逆に今なら、いつでもこんな会社辞めてもいいと思っているので、
チャンスがあればすぐにでも旅立つでしょうが、
50も半ばのおっさんにワーキングホリデーの許可が下りるはずもありませんね。

ワーキングホリデービザと留学ビザのクチコミなんです


けれど、今ではお隣の韓国や台湾などアジアの国々も加わり、ワーキングホリデーの選択肢は11ヶ国にも上っています。
最近では、ワーキングホリデー係のような専門部署を設けている大使館もあるようですしね。
それに、従来の留学ビザとの違いというのもしっかり認識されておく事をお勧めします。
ただ、オーストラリアを除いては、原則1ヶ国につき、一度しか発行してもらえないので、一ヶ国につき、一生に一度しか行けないという訳です。
皆さんの身近にも、案外ワーキングホリデーの体験者というのはいらっしゃるかも知れませんね。
おまけに、国によっては、その発行数も限定されていますし、その条件や費用、それに手続き方法も異なるので、詳しい事は各国の大使館に問い合わせるのがベターでしょう。

ワーキングホリデービザは、ある意味、一生に一度しか取得出来ない非常に貴重なビザとも言えます。
勿論、これは一生に一度しかワーキングホリデーに行けないという訳ではありませんよ。
留学ビザの場合は、期間中ずっと同じ学校に在籍しなければなりませんが、ワーキングホリデービザには、そういう規制は一切ありません。
なので、逆に言うと、今以上多くのチャンスがあっても、それをフルに活かす事は出来ない訳ですが、とにかくワーキングホリデーが貴重な経験である事は確かでしょうね。
という事で、近年では、年間2万人以上もの若き日本人が活用しているそうですよ。
その点、ワーキングホリデービザなら、週に40時間の就労が可能なので、それこそフルタイムでの勤務も出来るのです。
正直、楽しいだけの1年ではありませんでしたが、そこで得たものは大きかったと思います。

ワーキングホリデービザと留学ビザとの最大の違い、それは特定の目的を必要とするかしないかという事と就労可能時間です。
期間中4ヶ月間の修学は認められているものの、後はどこで何をしようが全て自己責任という事になっています。
なので、国内全土に渡って、移動しながら行く先々でバイトをするというスタイルのワーキングホリデーを楽しんでいる人も沢山います。
それも、留学ビザとは全く違う専用のワーキングホリデービザというビザを取得しないといけないのです。
しかも、18歳から30歳までの間、イギリスにおいては25歳までしかこのビザの発券は受けられません。
ただし、はっきり言って、現地で稼いだお金だけで滞在費を全て賄うのは難しいと思った方がいいですからね、やっぱある程度の資金力は要りますね。
何を隠そう、自分自身も、このワーキングホリデーでオーストラリアをまるまる1年間彷徨った人です。

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