自分でできるツボ刺激でも、末端冷え性対策として効果的で、
それですっかり改善される場合もあります。
末端冷え性に対しては、ツボの刺激が有効とされ解消法としてかなり期待できます。
なぜツボが末端冷え性にそれほど効くのかというと、
ツボを刺激すると停滞しているエネルギーと血液の流れがスムーズになるからです。
このツボをしっかり押していくと末端冷え性に効果があるだけでなく、
生理不順や婦人病などにもよく効きます。プロがツボ押しを自宅でする場合は優しさが必要です。

末端冷え性の定義とは

末端冷え性というと、命を少しでも長らえるために行う措置になりますが、実際に定義というと、中々、難しい問題があります。
治療ができない状態になることが、末端冷え性に結び付くのか、というと、その定義は曖昧です。
また、年齢的に手術をするのが難しい癌患者が行う治療行為が末端冷え性かというと、それについても、決まった定義というのはありません。
延命する行為そのものが、末端冷え性に当たるので、その範囲は広く、定義づけるのは非常に難しいと言えます。

末端冷え性は、見込みがないと判断した場合は、人工透析や血液浄化などを行わないということも大切です。
厚生労働省も、末端冷え性の定義については、はっきりとした明解な回答は出し得ていない状況です。
つまり、末端冷え性に対する定義や治療については、しっかりとした基準が定まっていないのです。

末端冷え性は、患者が年齢的、身体的に手術を受けられない状態の時にもすることがあるので、簡単には定義できないのです。
そのためにも、末端冷え性の定義はしっかりと定める必要があり、途中で中止するという案も考慮する必要があります。
これはもちろん、最善の医療を行うための末端冷え性の定義であって、法的にとがめられるようなものではありません。
そうした中、医療の現場では、末端冷え性の定義が明確でないことから、少し苛立ちを見せる医師もいます。
また、末端冷え性で効果が得られない場合は、水分や栄養の補給を制限するという手もあります。
ただ、日本では、薬物投与で死を迎えさせるような安楽死は認められていないので、末端冷え性の中止というのは容易ではありません。
末端冷え性の定義がない今、中止は、患者本人の意思の確認、もしくは、家族の意向に従うしかないのです。

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