ハワイ不動産の仕組みとシステムを比較

このハワイ不動産の利用権はチケット制で、施設の利用以外に、余った場合は、それを換金してくれる契約が付いています。
最近では、ハワイ不動産は、利用権だけでなく、資産運用の対象として、投資にも利用されています。
特に最近、団塊の世代のリタイヤで、老後を楽しもうという動きにターゲットを当てた悪徳のハワイ不動産の販売会社があるので要注意です。
これは、開発業者が、個人顧客に対して、施設として完成したハワイ不動産を販売するというものです。ハワイ不動産というのは、単にリゾートマンションやリゾート施設の利用権を販売しているだけではありません。
つまり、ハワイ不動産の額面価格と実際に買い取ってくれる金額との差額が、金利収入になるので、投資目的に利用できるわけです。
この手のハワイ不動産は、確定利回りと元本保証をうたって販売されています。
金利相当部分については、ハワイ不動産は、通常、市場金利に比べて、高めに設定されているので、投資に最適と言えます。
ただ、銀行以外の金融機関が元本保証を謳ってお金を集めるのは法律で禁じられているので、元本保証を打ち出した時点で、ハワイ不動産の販売会社は、違法業者になります。
ハワイ不動産の利用権を全く使わず、そのまま一定期間ごとに現金化していけば、元金に加えて、有利な金利収入を確保できるというメリットがあります。
購入したハワイ不動産が、開発会社の破綻で使えなくなってしまうと、投資目的どころか、大損害を被ることになります。
数ヵ月後には破綻し、ハワイ不動産を使用するどころか、お金が戻ってこないという詐欺がよくあります。
過去に未公開株などの投資トラブルに遭ってしまった人の二次被害、三次被害として、ハワイ不動産では、よく事件が起こっています。
悪徳詐欺が横行しているので、特に投資目的でハワイ不動産を利用する場合は、厳重な注意が必要です。