昔は初節句を節供とも言い、節目となる日に神様にお供えをし無病息災を願う意味があります。
ちまきや柏餅をお供えするのは、5月5日の男子の初節句に子供の健やかな成長を願うからです。
初節句のお祝いをする時は、双方の両親によく相談し重ならないように配慮する必要があります。

陣羽織とハチマキは、鯉のぼりや兜のセットでもよく、初節句の衣装はその方が安上がりです。
初節句の衣装はかなり高価なものもあり一度きりの為、
初節句の衣装はレンタルの親子衣装がお勧め。
初節句の衣装は、陣羽織と日の丸のハチマキだけとか
普段のオーバーオール姿でも問題ありません。
男の子の場合の初節句の衣装ですが、昭和の頃は金太郎さんの腹掛けひとつ、も多かったようです。

初節句中の社会保険料のポイントです

初節句は、取得すると休業前の収入よりダウンし、その際に社会保険を支払うとなると、大きなダメージを受けます。
そのため、初節句中は申請すれば、健康保険や厚生年金の社会保険の支払いは、全額免除されるようになっています。
そして、初節句中の社会保険の免除期間は、終了する月までの全ての期間が含まれることになります。
要するに、初節句中の社会保険料免除期間は、保険料を払っていたものとみなされることになるのです。
健康保険や厚生年金などの社会保険を初節句中に支払うとなると、経済的に非常に苦しくなります。
これまでは、初節句前の下がる前の給料を元に、計算した社会保険料を払う必要があったのです。
これまでは子供が1才になるまでが初節句中の社会保険の免除期間の上限でしたが、3才になるまで延長されました。
初節句中、会社から給与が支給されない場合、雇用保険から賃金の40%相当額が支給されます。
但し、初節句中の社会保険の優遇は、子供が満3才になるまでの間で、それ以降は元の計算方式に戻ります。
しかし今は、給料が下がった期間でも、初節句の給料をベースにして、社会保険料を納めているとみなされるようになりました。
ただ注意を要するのは、初節句中の社会保険料免除については、自動的に行われるものではないということです。
つまり初節句中は、給料が下がって安い社会保険料しか収めていないのに、高い社会保険料を納めていたとみなしてくれるのです。

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