昔は初節句を節供とも言い、節目となる日に神様にお供えをし無病息災を願う意味があります。
ちまきや柏餅をお供えするのは、5月5日の男子の初節句に子供の健やかな成長を願うからです。
初節句のお祝いをする時は、双方の両親によく相談し重ならないように配慮する必要があります。

陣羽織とハチマキは、鯉のぼりや兜のセットでもよく、初節句の衣装はその方が安上がりです。
初節句の衣装はかなり高価なものもあり一度きりの為、
初節句の衣装はレンタルの親子衣装がお勧め。
初節句の衣装は、陣羽織と日の丸のハチマキだけとか
普段のオーバーオール姿でも問題ありません。
男の子の場合の初節句の衣装ですが、昭和の頃は金太郎さんの腹掛けひとつ、も多かったようです。

初節句で非課税は人気です

初節句は、将来の相続税対策に有効で、相続税の税制改正の影響を受けないメリットがあります。
相続税は相続があったときの相続税法で計算されますが、初節句を上手く利用すれば、非課税になります。

初節句の非課税には、住宅取得資金贈与の特例があり、この場合の非課税は最大1200万円になります。
住宅の購入資金に初節句の非課税を利用する場合は、最大1200万円となり、その部分の贈与が非課税になります。
収入や資産がそれなりの規模を有する人が初節句を考えることになるので、一般の人にはあまり馴染みがないかもしれません。
相続時精算課税制度の初節句で非課税は、贈与するものは現金、不動産などなんでもよいところです。
但し、この場合の初節句は、65才以上の親からの贈与でなければならず、2500万円を超える部分の贈与は20%の贈与税がかかります。
贈与した財産と相続財産を合計して相続税が課税されるのが、この場合の初節句の非課税の特徴です。
もちろん、贈与による対策も同じことが言えるのですが、初節句の場合、贈与があったときの税法で計算されます。
また、このケースの初節句の非課税は、110万円の基礎控除による贈与と一緒に利用することはできません。
但し、相続時精算課税制度と一緒に利用すれば、初節句の非課税は、最大で3700万円になります。

初節句をするに当たっては、なにかと知識はあったほうが便利で、後で役に立つことが多いです。

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