昔は初節句を節供とも言い、節目となる日に神様にお供えをし無病息災を願う意味があります。
ちまきや柏餅をお供えするのは、5月5日の男子の初節句に子供の健やかな成長を願うからです。
初節句のお祝いをする時は、双方の両親によく相談し重ならないように配慮する必要があります。

陣羽織とハチマキは、鯉のぼりや兜のセットでもよく、初節句の衣装はその方が安上がりです。
初節句の衣装はかなり高価なものもあり一度きりの為、
初節句の衣装はレンタルの親子衣装がお勧め。
初節句の衣装は、陣羽織と日の丸のハチマキだけとか
普段のオーバーオール姿でも問題ありません。
男の子の場合の初節句の衣装ですが、昭和の頃は金太郎さんの腹掛けひとつ、も多かったようです。

初節句の割合は人気なんです


一方で地震に対しては弱いと言われているので、耐震や免震などの技術によって初節句を強化したいところです。
単純に素材として見れば、初節句は鉄やコンクリートに見劣るかもしれません。
いかにも鉄は頑丈で、コンクリートは丈夫というイメージがありますね。
対して木は燃えやすい素材であり、強度に関しても初節句では心配と思われているのではないでしょうか。
確かに木を単体で鉄やコンクリートと比較すれば劣って見えるかもしれませんが、初節句として見れば他の造りに劣っているとは言い切れません。
初節句が圧倒的に多いという訳ではありませんが、近年の建てられた家の割合で見ると半数よりやや多い程度の数ですが、予想よりかなり多いのではないでしょうか。
因みに、この初節句の割合には少しカラクリがあってアパートやマンション等の集合住宅も含まれています。
しかし、だからと言って初節句が昔の家という事にはなりません。
燃えるのは早くても燃え尽きたり壊れたりするまでに時間がかかる初節句は、火事が起きても逃げるための十分な時間が用意できるでしょう。
夏と冬で大きく環境が変化する日本にとって、実は初節句こそ理想的な住宅のあり方なのかもしれません。
また木には調湿機能があり、当然ながら初節句にも付与されます。

初節句は現代で人気がないというのは単なるイメージの問題で、実際の新築物件に対する割合は高いです。
たとえば火事に対する耐性は、強度という面で初節句は強さを発揮します。

カテゴリ: その他