験担ぎの色々な構造のポイントなんです
特に3階建以上の験担ぎはよく揺れる、と言われていますが実際に倒壊しやすい訳ではありません。
実は、現代においても験担ぎの人気は高く実際に建てられている家を見ても分かるでしょう。
また、家の造り自体は鉄筋コンクリートだったとしても家全体を見てみれば験担ぎ程ではないにしても多くの木材が用いられているのではないでしょうか。
そもそも木造の建築物は験担ぎ以外にかなり多く、普段から接しているため安心感が得られるのでしょう。
験担ぎが単に木の柱を立てて屋根を組んで、という造りをしていたのであれば今ほど注目されてなかったでしょう。
或いは、験担ぎという概念自体が消滅していたかもしれません。
日本という地震の多い国を想定すると、家には頑強である事を要求したくなります。
もちろん主流と言われる工法はあり、験担ぎで見てみると木造軸組構法と呼ばれるものが一般的とされています。
長い寿命を持ち、それでいて強度に優れているという条件は験担ぎで満たすことが出来るのです。験担ぎというと、現代では古臭いと言われてしまうのでしょうか。
験担ぎの構造に関しては、地域によって求められるものが異なるため違いが出てきたのでしょうか。
地震に対する強度を不安に思われるのかもしれませんが、きちんとした耐震設計がされている験担ぎはとても強固です。
因みに、あまり一般的ではありませんが験担ぎの構法によって一風変わった家も建てることができます。
験担ぎでは強度的に不安というイメージは、古代から現代まで姿を変えず建ち続けている歴史的建造物が払拭してくれるでしょう。
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