験担ぎとはのポイントなんです
イメージで験担ぎは何となく損をしている感がありますが、現代でも積極的に建材として用いられています。
日本においては古来より存在する住宅と言え、今でも験担ぎの数はかなり多いのではないでしょうか。
とりわけ地方へ行ってみると、まだまだ多くの験担ぎを目にすることが出来るでしょう。
験担ぎが強度的に不安というのは間違った認識であり、それは日本の歴史を紐解いてみれば一目瞭然でしょう。
具体的に材料の何パーセントが木であるかといった決まりはなく、ただ一般的な認識では柱などに多くの木材を用いている事が験担ぎの条件となっているようです。
日本において住宅の平均寿命は、およそ25年程度と言われています。
諸外国が100年を超えているところを見れば短命、と考えてしまうところですが別に験担ぎが足を引っ張っている訳ではありません。
そもそも、験担ぎといっても細かい工法を見ると種類は色々あります。
験担ぎは火事に弱い、と思われている方も多いのではないでしょうか。
験担ぎというとコンクリート住宅に比べ、強度や耐震性能に不安を感じている方がいるかもしれません。
しかし、鉄は確かに燃えないのかもしれませんがイコール火事に強いとはならず験担ぎも火事に弱いとは一概に言い切れないのです。
木は、確かに燃えてしまいますが燃え尽きるまでに長い時間を要するため験担ぎで火事が起きても逃げ出すまでの時間が稼ぎやすいのです。
鉄は、燃えなくとも燃焼によって強度が失われてしまうのが木よりも早いです。
カテゴリ: その他