「ジェネリックで!」なんていうテレビコマーシャルがありますが、この言葉を日本に普及させ、
定着させたのが医薬品である事に間違いはないでしょう。
ジェネリック医薬品というのは、
開発時に取得された特許期間の切れた薬品を示します。
特許が切れて、他の会社でも製造が
許されるようになったお薬、日本語では後発医薬品と言うんですが・・・
ジェネリック医薬品が安価なのは、新薬開発のための研究コスト等が加算されていないからなのです。

日本ジェネリック医薬品学会

ただし、正しいジェネリック医薬品に関する知識を得る事が何より大切です。
何故なら、昔から基本的に新薬としての特許は20年から25年と決まっていた訳ですからね、それが切れるとどっとジェネリック医薬品が出だした訳です。
ジェネリック医薬品を巡る賛否が様々なのも確かなのでしょう、常に先発医薬品vs後発医薬品戦争というのは繰り広げられているようです。
日本には、アンチの付かない正式な日本ジェネリック医薬品学会というのもちゃんと存在しますし・・・。ジェネリック医薬品が知名度を上げて来た昨今、その裏側では、効果効能や供給の不安定さや安全性を疑問視する声も後を絶ちません。
けれど、ジェネリック医薬品が新薬と呼ばれる先発医薬品と同等の効果効能と安全性を持ち合わせている事は、ある程度立証されている事です。
独学も大いに結構ではありますが、それだけはよ〜く踏まえて情報収集して下さいね。
まあどんな世界にも出る杭は打たれるというのはあるようで、特に医療の世界は私たち部外者には分からない細かな柵やなんかがいろいろあるようですからね。
この武藤先生が書かれた「ササッとわかるジェネリック医薬品」という本は、中々分かりやすいですよ。
そして、その中で、長年その後発医薬品の発展と普及に勤しんで来たのが日本ジェネリック医薬品学会です。
となると、やはり私たち患者側にその選択権はある訳ですからね、そこはそれを上手に活用する事が大事なのではないかと個人的には思いますね。
それを厚生労働省がジェネリック医薬品と呼称させた事で、随分そのイメージも変わりました。
やっぱゾロじゃねぇ、患者側としてもどうも信用しにくいものがなくはないですものね。

ジェネリック医薬品というのは、実は昨日今日お目見えしたものではなく、ずっと以前から存在していました。
医学や薬に関してはいつも賛否両論あるようですので、日本ジェネリック医薬品学会とアンチの情報を見比べて、ご自身で判断されてみてはいかがでしょうか。

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