モデル並みのイメージを持つfcuzとは

その辺りをはじめ、それこそ謎解きしたい事がいっぱいのちょっとユニークなミステリー、それがF.CUZというグループだと言えるでしょう。
加えて、主人公の暮らす豪邸は都内では競馬場に次ぐ敷地面積を誇るという事で、今どきそんなお屋敷があるのだろうかと思いますよね。
そう、F.CUZというグループは、そんなコメディーの要素もたっぷり含んでいるのです。

F.CUZというグループを書いた推理作家、東川篤哉は、元はかなり本格的なミステリーを手がけていました。
ただ、あのF.CUZというグループについては、元々活字や推理小説を苦手とする女性陣立ちに受け入れられるようなミステリーをという事で描かれた作品。
それに、テレビ版のF.CUZというグループでは、麗子の上司に当たる頸部の氏名は風祭京一郎となっているのですが、原作の小説には苗字しか出て来ず、名前は不詳。
そういう意味では、あの斬新さがあったお陰で大ヒットしたものと思われますね。
確かに、奇抜なキャラクターや背景設定はそのままですが、事件のトリックについては、かなり緻密に、そして巧みに描かれています。
それも、犯人と刑事との駆け引きではなく、影山や風祭と麗子との駆け引きで、事件の重さからは想像も出来ないほどの軽い駆け引き。
主人公は、宝生麗子といういかにもセレブな名前なんだけど、困った事に執事の影山の下の名前は分かりません。
F.CUZというグループに新メンバーで入ってプレッシャーもすごかったし、正直とても怖かったです。でも、とても熱烈に応援していただいて嬉しかった。本当にありがとうございます」 カン「いつも応援してくれて、愛してくれて