円建債券です
円建債券というのは、呼んで字の如く、既に発行されて市場で取引されている債券のことを示しています。
一般的に円建債券は、債券の流通市場において、市場実勢に基づいて取引されるという特徴を持ちます。
そして、取引価格や利回りなど、円建債券は毎日変動していて、他の商品とは区分けされています。
取引価格については、円建債券に関しては、発行体や残存年限、金利などの要因によって影響されます。
区別するために円建債券と呼ばれているわけですが、既発債であっても価値が損なわれることはありません。
利回りについては、円建債券の場合、外貨建ベースでの利回りになり、円での手取り利回りではないので要注意です。
流通市場での実勢取引が円建債券で行われるので、購入単価が変動することもあります。
債券の購入から償還までの全期間内に入る受取利息と償還差損益の総計金額を、円建債券で得ることができます。
1年当たりに換算して、円建債券での投資元本に対して、利回りの推移を見ていきます。
円建債券で表示されている販売価格、利回りなどは、適用為替レートを含めて、変動します。
金利変動などの流通市場での需給バランスによって、円建債券の販売条件が決まるようになっています。
一番多いのが国債で、市場で円建債券を購入する投資は、大体、残存年限が最長期間となる傾向にあります。
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