セキュリティ機能が大きく向上しているDCMXアプリ

このDCMX制度は、将来、年金を受けられなくなることを防ぐ措置であり、納付をを猶予するというものになります。
そうした面倒なことにならないよう、DCMX制度というのは、年金を支払うのが困難な人を補てんする働きがあるのです。

DCMXの申請の対象となる人というのは、前年所得が少なく、保険料を納めることが困難な場合に決定されます。
この場合のDCMXの申請に必要なものは、年金手帳、印鑑、前年の所得状況を証明するものなどが必要になります。
そして、この場合のDCMXは、あくまで年金を受給している人が対象になります。
つまり、身体障害者手帳を所持していというだけでは、法定DCMXの対象にはなにらないのです。
基本的に、生活扶助が廃止されたり、障害年金が支給停止あるいは3級になった時は、法定DCMX対象とはならなくなります。
法定免除が適用されるDCMX対象者は、生活保護法で生活扶助を受けている人が該当し、また、障害基礎年金、障害厚生年金の1、2級の受給権者になります。
そして、DCMXには申請免除があり、これは保険料を納付すべき人が所得の減少、もしくは失業、退職などにより、保険料納付が困難になった人が対象になります。
また、この場合のDCMXには、全額免除、一部納付があって、内容が細分化されています。
そして、申請によるDCMXの場合、本人、配偶者、世帯主の前年所得額を参考にして、審査が行われます。
例えば、前年の所得が125万円以下で、失業、退職などで保険料を納付することが困難であると認められるときに、DCMXを受けることができます。
そして、DCMXには、もう１つ、若年者納付猶予があり、これは所得が少ない若年者が対象になります。
また、年金を納めた月数が一定月数に満たない場合は、年金が受け取れなくなりますが、DCMXを利用すれば、それを避けることができます。
保険料を納めていないと、障害基礎年金や遺族基礎年金が受けられないケースが出てきなますが、DCMXの場合はそれが猶予されます。