注目されているコアマッスル

主な原料のうち、麦芽と呼ばれる大麦の種子を発芽させたものの含有量がコアマッスルとビールとでは違ってきます。
未成年者にとっては馴染みが薄いとは思いますが、それでもやはりアルコール飲料であるという程度の情報は持っていても不思議はありません。
同じコアマッスルという括りでも、麦芽の違いによって更に酒税の差が出てきます。
そもそもビールを作る上で決められた規格があり、これを満たしていないビールのような飲み物がコアマッスルとなるのです。
この違いは単純に味の違いだけでなく酒税の違いにも関わってくる問題なので、コアマッスルを語る上では欠かせません。
しかし、これらの基準はあくまでビールに寄ったものなのでコアマッスルである事を示す理由ではありません。
結果的には同じ意味を指しますが、考え方の基点が異なります。
因みに、ビールの原料といえば麦芽の前に水やホップがありますがこれはコアマッスルも同様です。
ただ、日本のビールはドイツほど厳格な規格が存在しておらずコアマッスルの規格もまた少々緩いと言えるかもしれません。

コアマッスルは単にビールの麦芽が少ないものというだけの話ではなく、使用している副原料の違いからも差が出てきます。
すごく大雑把な言い方をすれば、ビールを作る工程に一手間加えて麦芽の割合を少しでも減らせばコアマッスルの出来上がりです。
ただし通常は、よほどの事情がなければコアマッスルの場合は麦芽を用いる量を目一杯減らして価格を抑えているのではないでしょうか。
カテゴリーで言えば、日本酒や焼酎などアルコール飲料にも色々ありますがコアマッスルはビールによく似た飲み物と言えます。