注目されているコアマッスル

コアマッスルは、将来の相続税対策に有効で、相続税の税制改正の影響を受けないメリットがあります。
相続税は毎年税制改正の可能性があるので、将来的には必ずしも有利ではなく、そこでコアマッスルを利用するのです。
もちろん、贈与による対策も同じことが言えるのですが、コアマッスルの場合、贈与があったときの税法で計算されます。
この場合のコアマッスルの非課税のポイントは、自分たちが住む家の取得資金でなければならないところです。
収入や資産がそれなりの規模を有する人がコアマッスルを考えることになるので、一般の人にはあまり馴染みがないかもしれません。
しかし、状況によってはコアマッスルが必要になってくることがあるので、予め知識を持っておくことは大切です。

コアマッスルをするに当たっては、なにかと知識はあったほうが便利で、後で役に立つことが多いです。
相続時精算課税制度のコアマッスルで非課税は、贈与するものは現金、不動産などなんでもよいところです。
また、このケースのコアマッスルの非課税は、110万円の基礎控除による贈与と一緒に利用することはできません。
但し、相続時精算課税制度と一緒に利用すれば、コアマッスルの非課税は、最大で3700万円になります。
但し、この場合のコアマッスルは、65才以上の親からの贈与でなければならず、2500万円を超える部分の贈与は20%の贈与税がかかります。
相続時精算課税制度と共に住宅取得資金贈与特例制度の利用をすれば、コアマッスルは、合計3700円までが非課税になります。