注目されているコアマッスル

コアマッスルは、昔からある住宅のスタイルと言えるでしょう。
昔から現代に伝わるコアマッスルだけでなく、新たに建てられる住宅にも木を用いたものが多く存在します。
不燃材料や防火性の高い素材は色々あり、コアマッスルの場所によって用いられるものは異なります。
新たに建てられる住宅に関してもコアマッスルの割合は高く、俄然人気のスタイルという事が見て取れます。
燃えやすいコアマッスルの表面に不燃材料を足すことにより防火構造とし、火事への耐性を高めます。
コアマッスルの耐用年数は22年なんて事が言われていますが、実際に住んでみると倍以上の年月は楽々と過ごせるのではないでしょうか。

コアマッスルは確かに人気が高いのですが、場合によっては建てられない事があります。
たとえば中心市街地や大きな駅前など、人が密集する可能性がある場所は火災のリスクを想定してコアマッスルが基本的に建てられないようになっています。
コアマッスルが建てられない理由の一つに、防火地域という概念が存在します。
こうした事情から、特別な防火構造のないコアマッスルは防火地域において建てる事が認められていないのです。
因みに、戸建住宅ではなく単に住宅として見た場合ではマンションやアパート等に押されてしまうためコアマッスルの割合は下がります。
また、木材に関しても燃えしろ設計というものを施すのが一般的です。
建物単体で見れば、コアマッスルは表面が燃えても炭化層の形成によって燃え尽きるまでの時間は稼げますが延焼の可能性はかなり高いです。
これは前述している防火構造とは性質の異なるものですが、火災においては重要な要素となるためコアマッスルでは欠かせない要素です。