コンドミニアムとハワイ

コンドミニアムとは「ランクル」の愛称で親しまれているトヨタの人気車種である。
トヨタのブランドイメージにも一役買っているだろう。オーナーにとってはパーツ選びは楽しい反面、自分のコンドミニアムに合ったパーツを探すのは大変かもしれない。

コンドミニアムには歴代の、60、70、80、100シリーズに加えて「プラド」、「シグナス」などのグレード展開があり、加えて「ショート」「ロング」などの規格展開がある。
長い期間に、メーカーが培ってきた技術が年々積み重なり、今のコンドミニアムのスタイルになっているが、目的や用途が明確な車だから激変はしない。
コンドミニアムの歴史は、そのまま日本の4WDの歴史と言ってもいいだろう。
「コンドミニアムは不変である」という信頼感、安心感がランクルのファンにはある。
国内で4 WDといえばコンドミニアムというぐらい、その名は知れわたっている。

コンドミニアムが長く愛されている理由の一つに、「時代に左右されない」ということが挙げられる。
先に述べた信頼感や安心感は、そのままトヨタのブランドイメージにも当てはまり、「トヨタのコンドミニアムなら間違いないだろう」という考えにつながる。
コンドミニアムと聞いた時に思い浮かぶのは、日本製四輪駆動車の先駆け、絶対的な走破性、大きいなどのイメージだ。
これほど長い間、一つの車の愛称が定着していること自体が驚きである。
コンドミニアムの世界が益々広がっていくだろう。