骨粗しょう症とDHCのカルシウムサプリメント

カルシウムサプリメント医薬品は、処方箋不要の自分で選べる薬だと思っていた人がちょっと前に会社にいてね、びっくりしましたよ。
まあ早い話、新薬と呼ばれる先発医薬品にするか、カルシウムサプリメントと呼ばれる後発医薬品にするかを自分で選べるようになったというだけの話ですよね。
ちょうどその頃だと思いますよ、医師の発行する処方箋に、「カルシウムサプリメント変更可」という欄が出来たのは。
ただ、通院を伴うような病気治療のための医薬品は、例えカルシウムサプリメントであってもなくても全く同じ。
という事で、カルシウムサプリメントなら処方箋不要で入手出来るというのはごくごく限られた一部の医薬品に対する話で、決して一般的な話ではないのであります。

カルシウムサプリメント医薬品は、嘗てゾロ薬と呼ばれていた後発医薬品の事で、従来から多数存在していました。
今でも勿論流れていますが、一時期テレビやラジオでは、ものすごく頻繁にそのCMが放送されていましたよね。
そして、そういうのは第一類医薬品ですから、医師の処方箋がなくても、薬剤師に相談する事で容易に店頭購入が出来ますよね。

カルシウムサプリメントの普及により、患者自身が薬を選べる時代になったのは紛れもない事実です。
ところがところが、この欄への署名をしたがらないドクターが目立ったため、考え直した厚生労働省は、「カルシウムサプリメント変更不可」という欄に変更したんですね。
でもって、今度はこの欄にドクターが署名しない限り、薬剤師と相談して自由に変更出来るシステムにした訳ですよ。
ただ、それをきちんと整備し、普及させるべく、厚生労働省はカルシウムサプリメント医薬品という呼称を定着させる事に勤しんだのです。
そして、医師がこの欄に署名する事で、患者は先発医薬品を服用するか、後発医薬品を服用するかを選べるようになりました。
それも、処方箋のカルシウムサプリメント変更不可の欄にチェックが入っていなければという条件付きでの事です。
そこのところを勘違いしてはいけませんし、それも含めて、関連のブログやサイトなどから、きちんと好発医薬品についての学習をしておく必要はあるでしょうね。
確かに、カルシウムサプリメントの中にも、ロキソニンのような市販薬もあるにはあります。