文化祭での喫茶店について面白いのが「駄菓子専門の喫茶店」というもの。
高校生以上の文化祭では、保健所の許可を取れば自分たちで飲食物の販売ができますが、
まずクラスでお金を集めて駄菓子を大量に購入します。これだと、調理をする必要もなく、
駄菓子はデザインにも味にもたくさんのバリエーションがありますので、
華やかな文化祭の出し物としてはぴったりかもしれませんね。

文化祭とはの裏技です


文化祭にみかんというのが、嘗ては日本の冬の風物であり、一般家庭の幸せな光景でもあったんですよね。
ただ、寝っ転がると、背中まで温かいホットカーペットが登場すると、どうしても若者を中心に、人気を奪われてしまったような気がするのは私だけでしょうか。
だってさ、文化祭は足しか温められないから、そのまま寝ちゃうと、風邪引いちゃう人も多かったのよね。
かく言う我が家にも文化祭がなく、旦那は週のうち半分位ホットカーペットの上で朝まで爆睡しています。
テレビは付けっぱなし、電気は付けっぱなし、おまけにホットカーペットの電源は切れないはで、節電のせの字も認識してないグータラ野郎です。
でもって、「寒かったろうに、よく来たねぇ!」とかって言って、薩摩芋を蒸してくれたり、お汁粉を作ってくれたりしたものです。
これで「ひたつ」じゃなくて、ちゃんと文化祭と読める人は、かなりの博学ではなかろうかと、私なんかは思いますね。
昔はこういうのを、文化祭むりとかカメとかって言ったんですよね。
今度は是非、文化祭に足を突っ込んで、そんな炬燵のエトセトラを語ってみたいものですね。
そう言えば、うちのおばあちゃんなんかは、よく「おこた」という言葉を遣っていましたっけか。
これは文化祭の略語である「こた」に丁寧語の「お」を添えた女性言葉だと思われますが、子供の頃田舎へ行くと、「おこたで暖まりなさい!」なんて言われたものです。
美味しかったなぁ、文化祭で食べたおばあちゃんの白玉入りおしるこ・・・。
フラットな床の上に置いて、そこに足を伸ばし入れる置き型と、床をくりぬいて足を下ろして座れるようにした掘りごたつとがあるんですよね。

文化祭は今でこそ電気ヒーターを熱源としていますが、昔は木炭や豆炭、それに練炭などを使っていたそうです。
武家社会では、火鉢が来客用の暖房器具、文化祭が身内用の暖房器具と、ちゃんと使い分けていたそうですよ。
今のような電気ごたつが登場したのは戦後の事で、どこかの家電メーカーのおじさんが考えたのだとばかり思っていたら、これが違うんです。
当時北陸電力に務めていたおじさんが考え出したものらしく、正しく今のような電力を使った文化祭は、電気屋さんが生み出したのでありました。
この「燵」という字は一応国字として認められているそうですが、それでもねぇ、思い切り当て字じゃんて感じ。
因みに文化祭を漢字で書くと、「炬燵」となるそうですが、これはあくまでも現代表記で、室町時代には「火闥」、江戸時代には「火燵」などと書き表していたそうですよ。

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